スポーツのプラス面
スポーツはその活動自体が楽しむことができるとともにわれわれ人間の肉体や精神を健康で健全な状態にすることができます。また、仲間とのゲームを楽しんだり、目標をクリアする事によって達成感が得られ、人生においてなにものにも代えがたい喜びが得られます。
肉体や精神の発達期である成長期から、成壮年期、さらには高齢になってもそれぞれの時代に応じたスポーツを楽しむ事ができます。
特にこれまで活動的な人生を過ごしてきた団塊の世代のひとびとは60歳を過ぎても今までどおりテニスやゴルフを楽しんだり、山登りを楽しんだりしています。還暦野球や競技としてのスキーを継続されている人もいます。
スポーツのマイナス面
達成感や喜びなどの反面、スポーツを行なう際にはある程度の頻度でけがが発生したり、からだのどこかに痛みが生じる事があります。
このようなスポーツに関して生じるけがや痛みを治療するのがスポーツ医学の役割です。
スポーツ医学の役割
医療は医学の応用であり、現実にはスポーツに関するけがや痛みを治療する場合にはスポーツ医学という科学的な根拠に加えて、成長期であるかどうかなどの年齢やアマチュアかプロであるかなどのレベル、さらに学生であれば引退までの期間や引退後の進路なども考慮しながら治療方針を決めなければなりません。当然、患者である選手だけでなく家族やチームの指導者などとも十分に相談することが治療に要する長い期間を考えると重要になります。
また、治療だけでなくけがや痛みが発生するのを予防するための方法も指導していかなければなりません。このような予防法はいろいろな研究によって日々明らかにされている事がたくさんあります。研究の結果はスポーツ医学関連の学会で発表されたり、本にされたり論文として発表されています。医師だけでなく理学療法士やトレーナーなどスポーツ医学に携わる人はこのような情報につねにアクセスし、自分の知識をアップデイトしておかなければなりません。